88.山の神様
○ 山で遭難して助かった人が不思議な体験をしたという話を聞く。周りには誰もいないのに、「この場所を動かないように」とか、「ここにいたらいけない。進みなさい」という声が聞こえるという。その声は山の精霊、山の神様なのかもしれない。
○ 樹海はジャングルである。救助隊がたくさん出動してもなかなか発見されない。富士山麓の樹海に自殺目的で入り込んだ人はまず助かることはない。生きる希望を見失った人には、神様も手助けをしないのかもしれない。
○ 救助隊員の一人が遭難者を探している時、捜索予定とは異なる方向に身体が引き寄せられ、逆らうことなく動いてみたら、遭難者を発見することができたという事例もあるようだ。
心が優しく、自然を思いやる人に、精霊や神様の導きがあるのかもしれない。