75.服の色の気

青・・特に慎重に判断したり行動したりする場合に心を落ち着かせる心理的作用がある。

受験や重要な会議で、発表という大事な時には、青色を体のどこかに身に付ける。目に見える箇所では、面積の少ないネクタイやネクタイピン。見えない箇所では、ハンカチや携帯電話器の色等。

赤・・普段より、積極的・活動的になる時とか、気持ちを引き締め、決死の覚悟で望む場合に、心を高楊させる心理的作用がある。

・足をよく使うスポーツでは靴や靴下に用い、赤いコスチュームで相手に威圧感を与えたりする。

黄・・幸せな気持ちが続く時、幸せになりたい時、幸せになってほしい時等、心があったかくなる心理的作用がある。

・「愛は地球を救う」のような、ボランティアの取り組みをするスタッフのシャツのほとんどが黄である。昔、上映された日本の映画で、「幸せの黄色いハンカチ」も愛に関係する色である。

白・・潔白、純情。白服を着る人は、何でも吸収しようとする意欲のある人。

・結婚式での純白のドレスは、「私は身体も心も真っ白です。あなたの色に染まります」という意味。どちらかと言えば花嫁が主役なので、膨張色で大きく見せる効果がある。

 以前は医師や看護師に白の着衣が多かったが、ある種のマイナス的な緊張感を病人に与えやすいということから、うすい青や緑、ピンクも増えている。

黒・・黒の礼服のように、冠婚葬祭でよく使われる色。自分の心を抑制しようとする働き、あるいは、組織の中におけるコントロールしやすい色。

・何でも貪欲に吸収しようとする心理的な働きや、自分の心を隠そうという意味もある。

緑・・身体の癒しに関する色。疲れやすい時、あまり疲れが出ないように意識的・無意識的に緑の服を選んだりする。

・身体に緑の波動の作用が働き、癒される効果がある。