71.ご先祖様を敬う

 両親がいて、両親のまた両親がいて、というように何人いるのか計算はしていないが、たくさんのご先祖様のお陰で私は存在する。

 仏壇に手を合わせる時、「私の両親及びご先祖様。霊界での生活の向上のために精一杯修行をして下さい」と念じる。悩みごとや愚痴、泣き言、頼みごとは言わないほうがよい。ご先祖様が現世の子孫の出来事に気を取られ、霊界での修行に集中できなくなるという理由からである。

 仏壇はなくてもよい。朝起きた時や寝る前、あるいは1週間に一回でも手を合わせ御先祖に感謝すればよい。手を合わせる行為は、あの世とこの世とを結ぶチャンネルでもある。