29.日本人の死因

 日本は癌大国と言われるほど、死因の1位に挙げられる。血栓による病気や脳卒中、心臓病、高血圧と呼ばれる成人病と続く。不治の病と言われているエイズと同様、治療方法が見つからない。細胞による臓器再生も含めて、現在行われている様々な研究により、将来は期待できるかもしれない。

○ 日本人女性の乳癌発生率は年々増加傾向あり。毎年の死亡者も約1万人。子宮癌では、若い世代の発生率も高い傾向がある。

 アメリカでは癌の発生率や死亡率が少ない。女性の乳癌検診が1年に2回が通常だからである。日本は年1回。去年は全く異常がなかった人でも、今年の検診では異常が見つかり、しかもかなり症状が進んでいるケースも多く見られる。

 ほとんどの病気というものは早期発見で完治しやすい。最低、年2回の検診が望ましい。