106.神様と仏様
○ 神様や仏様って、どれだけいるのだろうか。数人の神官さんに聞いたところ、「1年は365日あるように、それぐらいたくさんいますよ」とか、「人の数ほど居られますよ」と言われる。商売繁盛の神様、学業の神様、縁結びの神様などたくさんいるようだ。仏様も同様に、阿弥陀如来、弥勒菩薩、地蔵菩薩など、寺院にはご本尊の仏様と数種類の仏様が安置されている。
○ 神や仏は、人間の幸福や不幸を大きく左右する力を持ち、昔から信仰の対象として崇拝されてきた。不思議なことに仏様にはいろいろな形があるのに、神様の形をしたものを見たことがない。形がないのに、山や海に向かい手を合わせ、大漁祈願や無事を祈る。人間は無意識にそれらの存在を認めているのである。
○ 日本には、神様と仏様の両方を祀っている家も多い。気をつけるべきことは、神仏を同じ部屋に置いたり、差し向かいに置いたりしないことである。にらめっこが続けば、部屋の波動が乱れやすくなる。